2018年3月16日金曜日

ずっと準備中の日々

授業期間と入試業務が終わった2月の中旬ごろから、講演やら発表やら、いろいろと人前でお話ししたり議論したりする宿題をこなす日々が続いています。備忘録を兼ねて書いておくと、こんな感じです。
  • 文明研究所での講演(2/24「20世紀人文思想における身体を振り返る」)
  • フックスさんに新著『Ecology of the Brain』についてインタビュー(3月冒頭)
  • ヨーロッパ学術センターでの国際シンポジウム「3rd Dialogue between Civilizations」で企画したパネル(3/8「Embodiment, Culture and the Self」)で話す内容の準備
  • 現代教養センターでの科研費と在外研究についての報告(3/14:在外研究報告会「生きられた〈私〉をもとめて」)

そして、ただいま以下2件の準備中です。

  • 3/21の国際シンポジウム「社会構築主義の視点と臨床の現場」での話題提供(「現象学的心理学の立場から」)
  • 3/24-25の国際シンポジウム「Body Schema and Body Image」でのレクチャー(「Body schema and body image in motor learning」)

 
うーむ。さすがにこうして毎週のようにトークが控えていると、1件終わると次の準備で頭の中を切り替えなくてはならないので、余韻のなかで考えを深めることができないですね。もちろん根っこではすべて現象学と身体論につながっているとはいえ、人前で話をして、議論をして何かを受け取って、それをもとに余韻のなかで考えて、という循環が早すぎて、まとまった文章や論文にする時間が取れません。
 
きっと、書くのが早い学者さんは合間の移動時間とかで論文のプロトタイプになる原稿を発表後にさらさらと書いてしまうのではないかと思いますが、私にはそこまでの器用さはないなぁ…