2018年8月28日火曜日

9月の登壇予定(2)

その2。
9月25〜27日、仙台国際センターで日本心理学会第82回大会が開催されます。
田中も関係するシンポジウムで話します。

(1)
9/25 (火) 13:10-15:10 小会議室2
シンポジウム「もうひとつの心理学史を求めて-近代心理学と現象学」
企画代表:渡辺恒夫,話題提供:渡辺恒夫・田中彰吾・村田憲郎,指定討論:直江清隆・渡邊芳之,司会:渡辺恒夫

(2)
9/27 (木) 13:10-15:10 会議室3B
シンポジウム「事例研究はいかにして「客観的」たりえ、他者に利用可能たりうるか?」
企画代表:三嶋博之,話題提供:河野哲也・佐藤由紀・青山慶,指定討論:三嶋博之・田中彰吾,司会:染谷昌義

(1)のほうは「心の科学の基礎論研究会」の議論のスピンオフ企画のようなものです。ブレンターノ、ゲシュタルト心理学、フッサール現象学、という歴史的起源をたどりつつ、そこから発展する可能性のあった「もうひとつの心理学」を考えます。
 
(2)は、去年から進行中の科研費プロジェクト「生態学的現象学による個別事例学の哲学的基礎付けとアーカイブの構築」の企画です。「個別事例学」としていま議論を進めているものの経過報告という意味合いがありそうです。今回はとくに、一回しか生起しない出来事を事例研究として位置付けるにはどうすればいいのか、という論点を掘り下げることになりそうです。

心理学会に参加予定の方は会場でお会いしましょう。