…ので、自分の文章の執筆に取り掛かりました。といっても今日は目次を考えるだけ。東大出版会で認知科学の講座本を出す企画が進行中ということで、私も1章を寄稿する機会をいただきました。盟友の嶋田総太郎先生が編集を担当されるとのことで巻のタイトルもそのものずばり「心と身体-身体性認知科学」です。
自分の担当章の節立てはだいたいこんな感じでいこうかと思います。
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「身体性に基づいた人間科学に向かって」
1) 心の科学と身体性の問題
2) 身体性認知とは何だったのか
3) 心身と世界の相互作用
4) 来るべき人間科学のために
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なんだかこうやって書き出してみると尖りが足りないというか、いかにも常識的な節立てのような気がしてきますね。でも講座本ですし、むしろこういう平凡な見た目にしておいて文章の中身で攻める感じを出すほうがいい気がします。いずれにしても、せっかくの講座本なので10年ぐらいは読むに耐えるものを書けるよう努力しないと、ですね。