2017年1月8日日曜日

『現象学的心理学への招待』PDF

帰国後、某所で教える予定になっている科目のシラバス書き。

心理学の哲学に関する科目なので、せっかくだから現象学的心理学を教えることにしました。昨年7月に『現象学的心理学への招待』の邦訳を刊行できたこともあるし、教科書に使うにはちょうどいいかと思った次第です。

それで、久しぶりに刊行元の新曜社のページにアクセスして気づいたのですが、この本、目次と日本語版の序文だけではなくて、第2章の途中(11ページ)までPDFで読めるようになっていたのですね。気づかなかった…というか教えといてくださいよ、新曜社さん。

ここのページ(『現象学的心理学への招待――理論から具体的技法まで』)にある「ためし読み」という青いボタンをクリックするとPDFに飛べます。タダなのでアクセスしてみてください。第1章はすべて読めるという気前の良さ、素晴らしい。

訳者解説にも書いたのですが、現象学的心理学って、哲学的基礎から具体的な研究法までコンパクトにおさえた本が少ないんですよ…。日本語で読めるものと言えば、ラングドリッジさんが書いたこの本か、あとはジオルジ『心理学における現象学的アプローチ』くらいのものです。

いずれも、心理学を質的研究としてやってみたい方、とくに哲学的な裏付けのある質的研究を学んでみたい方にお勧めします。