来週のトークの準備もまだできていませんが、すでに決まっているその後の登壇予定をご紹介。その1。
日本認知科学会・第36回大会(静岡大学浜松キャンパス)
オーガナイズドセッション08「プロジェクションの理論とモデルへ向けて」
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2019/timetable.html#os6,8,9,10
9月7日(土) 12:45-15:15
オーガナイザー:嶋田総太郎(明治大学),久保南海子(愛知淑徳大学),川合伸幸(名古屋大学)
OS08-1 物語的自己とプロジェクション
嶋田総太郎(明治大学理工学部)
OS08-2 プロジェクションから考える「ふり遊び」
田中彰吾(東海大学)
OS08-3 対人関係に関する心理療法におけるプロジェクションの活用
三島瑞穂(宇部フロンティア大学)
OS08-4 実環境に存在しない他者をプロジェクションする -他者が実在しなくても,プロジェクションによって社会的変化が生じる-
中田龍三郎(名古屋大学大学院情報学研究科),川合伸幸(名古屋大学大学院情報学研究科)
OS08-5 身体のメンタルモデルと身体所有感の変化が痛み知覚に与える影響
松室美紀(立命館大学 情報理工学部),三浦勇樹(立命館大学 情報理工学研究科),柴田史久(立命館大学 情報理工学部),木村朝子(立命館大学 情報理工学部)
OS08-6 モノマネにおける投射とその共有
久保(川合)南海子(愛知淑徳大学 心理学部)
プロジェクション・サイエンスのセッションが認知科学会で組まれるということで、しばらくぶりに明治の嶋田先生とご一緒します。2017年の冬に認知科学会のシンポに呼ばれて話をさせていただいたのですが、1日話を聞いているうちに、身体性とプロジェクションの関係を考える格好の現象として幼児のふり遊びがあるのではないかと思い、この機に考えたいと思ったしだいです。「ふり遊び」、じつは現実とイマジネーションの関係が背後に控えていてなかなか壮大なトピックなのですが、今回はその初回ということで、問題の入り口について理論的な整理を試みてみます。
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