2016年12月31日土曜日

引越し完了

サイトの引越しが完了。年末の仕事の合間にときどき熱中して作業してたら丸2日で片付きました。

物理的な引越しと同じで、やるといろいろ思い出の品が出てくるものらしく、ジオシティーズのフォルダから出てきたファイルには過去のサイトの断片が多々あって、これまでの歴史的遍歴を思い出しました。以下、備忘録としてメモしておきます。

2013年〜2016年「Embodied Approach」
「エンボディード・アプローチ研究会」のホームページとして動かしていました。途中、ツイッターを使い始めて、ホームページのお知らせ欄に埋め込んで使ってみた時期もありましたが、ツイッターはやっぱり情報のフローに特化されたメディアで、一般的なウェブサイトのように情報のストックに強いものとうまく両立できず。

2009年〜2012年「Body of Knowledge」
上と同じサイトですが、ページタイトルが違いました。研究会も「身体知研究会」という名称でした。確か、2008年の8月にジオシティーズの有料サイトサービスを使い始め、研究の構想をいろいろ試し書きしているうちに年度が変わって、2009年から研究会が本格指導したのでした。

2004年〜2008年「Body and Soul Institute」
4年間ぐらい、この名前でサイトを運営していました。開設したのは博士論文を書き終えて数ヶ月たったころです。自分の研究所を立ち上げて活動しよう、という野心(?)を抱いてページを開設したのですが2005年4月に常勤の職を得てそちらが忙しくなってしまい、研究所らしい研究所にはできずじまい。読書会を中心にして、後の身体知研究会に発展する濃い議論をやっていました。

1998年〜2003年
この期間は大学院生として個人ページを東工大のサーバーに作っていました。もはや記憶が曖昧ですが、最初は大学院の演習の一部として作らされたのではなかったかな。修士論文を掲載したり、読書会のアナウンスしたり、けっこう活発に使っていた記憶があります。

結局、研究活動の拠点として何らかのウェブサイトを院生のころからずっと作り続けています。今回はBloggerのサービスを利用することにしたのですが、これは、ツイッター(フロー)とホームページ(ストック)が両立しないフラストレーションを何とかしたかったという理由が大きいです。

…とはいうものの、ブログを何に使うか決まった予定はありません。ツイッターと違ってこうして長いものも書けるので、萌芽的なアイデアを小出しに書くかもしれません。あるいは、論文にするつもりはなくても何か書きたいことがあるときに使うかもしれません。論文や著作という形式にはまとまらない断片的な思考もたくさんありますし。

いずれにしても、こういう情報発信が起点になっていろんな人とのやり取りが生じることが、自分の研究活動にとってあるベースラインを作っているのは確かです。これをご覧いただいている皆さま、今後もときどき立ち寄ってもらえると嬉しいです。

では、良いお年を。