2021年2月9日火曜日

イベント紹介

2月は例年入試の業務がありますが、その合間にいろいろとイベントに顔を出します。

 

その1。

こちらはすでに終了しましたが、4日にオフィスデザインを手がける会社「フロンティア・コンサルティング」の社員さん向けトークセッションにお邪魔してきました。テーマは「コミュニケーション再考」ということだったので、パンデミックで仕事のスタイルが変わるなかでオンラインとオフラインのコミュニケーションをどう考えるか、身体性の観点からいろいろと話題提供しました。詳細は近いうちに広報誌の「Worker's Resort」の記事になると思いますので、またご紹介します。

 

その2。

Close Encounters of the Third Kind (第三種接近遭遇)

なんだかタイトルが怪しげな魅力を放っていますが、アカデミックと現場をつなぐ学術イベント、とのことです。VTuberのよーへんさんが企画されています。VRユーザとVRに関心を持つ研究者でおしゃべりするイベントみたいです。

第一部〜第三部まであって、第一部はVRユーザによるアバター体験のプレゼン、第二部(2/13)、第三部(2/21)は研究者を交えたディスカッションという構成。田中は21日の第三部に出ます。鈴木宏昭先生(青学)、鳴海拓志先生(東大)、小鷹研理先生(名古屋市立)という面々とご一緒します。第一部には、科研費の新学術「顔・身体学」でお世話になっている中央大の山口真美先生も出られます。当日はYouTube上で生配信があるそうなので、お時間のある方はご覧ください。

●YouTube「Holographicチャンネル」で生配信

第一部 : [https://youtu.be/9MDKvzKGt90](https://youtu.be/9MDKvzKGt90)

第二部 : [https://youtu.be/Y6cY-IgRbNs](https://youtu.be/Y6cY-IgRbNs)

第三部 : [https://youtu.be/DZoknaDJzis](https://youtu.be/DZoknaDJzis)

 

その3。

WHAT'S NEXT: The Future of Embodiment

こちらはシンシナティ大学による哲学イベント。オンラインで、米国、アイルランド、エストニア、日本を結んで開催されるそうです。フライヤーをいただいたので下に貼っておきます。日本からはトム・フローゼさん(OIST)、河野哲也先生(立教大)、野中哲士先生(神戸大)が出られます。日本からの登壇者が並ぶ「PANEL 3」は、アメリカ時間だと午後4〜6時でいかにもシンポジウムにふさわしい時間ですが、日本では2月28日(日)の朝6時〜8時です。起きられるかな…。










2021年2月3日水曜日

河合塾「みらいぶっく」

河合塾、経産省、内閣府が連携して企画しいるウェブサイト「みらいぶっく」に田中の研究が取り上げられました。

からだが知っている! ~からだに宿る知性「身体知」の研究

最初に取材の問い合わせがあったのはいつだったか…なんかもう遠い記憶のかなたですが、ドイツで2回目の在外研究に行ったころだと思うので2016年ぐらいだろうと思います。その後紆余曲折があって企画が止まっていたようですが、ようやくページができたんだそうです。

高校生向けのページらしいのでこのブログの読者にはあんまり関係なさそうですが、いちおう広報ということでご紹介しておきます。研究者になりたいお子さんが周りにおられる方は、「みらいぶっく」のトップページを紹介してあげるといいかもしれません。

そういえば、高校生の頃の私は研究者になるなんてまったく考えてなかったなぁ。将来何になりたいのか考える前に、ひたすら暗く自分の実存的な悩みに打ちひしがれていたような記憶しかありませんね…。サルトルの『嘔吐』を最初に手に取ったのが高校2年の頃だったと思います。暗い高校生だな…思いだすのも恥ずかしい。