2022年5月25日水曜日

田中・森 (2022)「間身体性から見た対面とオンラインの会話の質的差異」

 お知らせです。田中も編集委員として参加している雑誌『こころの科学とエピステモロジー』の第4号が刊行されました。今回は私も原著論文を書きました。科研費のプロジェクトで数年ご一緒してきた札幌学院の森直久先生との共著です。対面とオンラインの会話について、観察研究をおこなった結果をまとめてあります。皆さんも対面とオンラインの違いは気になると思いますが、身体的な相互作用に着目して両者の違いを比較しています。

『こころの科学とエピステモロジー』第4号 

田中彰吾・森直久「間身体性から見た対面とオンラインの会話の質的差異」

対面とオンラインの会議、どちらにも長所があると思いますが、場面に応じた使い分けを考えるうえでの一助にしていただければ。「5.考察」から先に読んでいただけるとポイントが手っ取り早く分かります。

どうぞご覧ください。


2022年5月10日火曜日

大学新聞に載りました

前回の投稿からあっという間に1月以上…。年度が変わって押し寄せる新たな仕事に対応しているうちに時間はどんどん過ぎ去ります。放っておくとこのまま更新できずに何ヶ月も経ってしまうかもしれないなぁと思ったのでとりあえず投稿します。

GW開けに大学に行ったらメールボックスに5/1版の大学新聞が届いていました。4月に拙著の件でインタビューを受けたのですが、それを東海大学新聞の川島省子さんが記事にしてくださいました。






































 
画像の表示を「特大」に指定してみたのですが、本文はなんとか読めるでしょうか? インタビューでお話しした拙著のアウトラインが手際よくまとめられています。下には先月湘南キャンパスで開かれたスポーツ社会学会のシンポジウムの記事も併せて掲載していただきました!

ところでこの記事、大学新聞の「研究」を見開きで掲載しているページに位置しているのですが、周りはすべて医学系か理工系の記事で、人文社会系の記事はこれだけでした。昨今のご時世を考えると文系から掲載していただいて大変ありがたく感じると同時に、私以外にもいい仕事をしている文系研究者は学内にいるのでもっと紹介していただければ、とやや複雑な気持ちにもなりました。

…というわけで、また仕事に戻ります。