2023年8月31日木曜日

初の英語インタビュー

先日、初めて英語でインタビューを受けました。「Ikigai Tribe」というコーチング団体を運営しているニック・ケンプさんという方によるものです。最初に問い合わせを受けたときに「生きがい」論って専門じゃないので…」と言い逃れをしようとしたのですが、「じゃあ「あいだ」の話でお願いします」と返されたので、うーん、ならば研究の宣伝を兼ねてやってみるか〜と思ってお受けしました。以下で聴くことができます。英語なのでところどころ言い淀んでいますがご容赦ください。

IKIGAI podcast 66: Navigating Aida and Intercorporeality with Prof. Shogo Tanaka

ちなみに、ケンプさんが運営している「Ikigai Tribe」は以下のリンクからたどれます。

IKIGAI TRIBE

https://ikigaitribe.com/

「生きがい論」って日本語よりも英語の文献のほうが今では増えつつあるみたいで、これも新鮮な発見でした。

2023年8月24日木曜日

ポストコロナ時代の言語教育 (8/29-30 北海道大学)

直前で恐縮ですが、メールでは関係者にご連絡していた通り、来週北海道大学の下記イベントに登壇します。

「ポストコロナ時代の言語教育におけるオンライン授業と翻訳AI・生成AIへの対応に関する研究」

【日時】2023年8月29日(火)15:00-18:00、8月30日(水)15:30-18:15

【場所】北海道大学高等教育推進機構S講義棟

【参加費】無料

【事前申込】https://forms.gle/qYy7C6qeTb54GjCe6


北海道大学と言えば個人的にはCHAIN(人間知×脳×AI研究教育センター)とのつながりが深いのですが、今回は情報基盤センターの主催だそうです。田中は、以前手がけたオンラインと対面での会話の身体的相互作用分析の研究が関係者の目に留まったそうで、お声がけいただきました。残念ながら30日に朝から神奈川で仕事があるので29日日帰りの強行スケジュールなのですが、30日は特にAIの大規模言語モデルを教育現場でどう活用すべきかという論点に踏み込む内容になっていますので、言語教育の分野ではかなり「攻めた」内容の研究会になることは間違いないと思います。ぜひ以下からプログラムをご覧ください。

https://www.hokudai.ac.jp/events/pdf/230727_event2.pdf

北海道方面の皆さま、どうぞお越しください。


2023年8月14日月曜日

パラリンピック研究会ワークショップ (8/23 Zoom)

来週、以下のイベントでお話する機会をいただきました。

日本財団パラスポーツサポートセンターパラリンピック研究会
第42回ワークショップ
「パラスポーツを通じた他者理解と共生社会」
8月23日(水)、10:00〜11:30
オンライン開催

過去に開催された同研究会のワークショップ情報は以下で見られます。

パラスポーツの実践者ではない私がお話しするのもおこがましいのですが、以前、スポーツ社会学会誌に寄稿したパラリンピック関連の論文がご縁でお声がけいただきました。身体論の研究者として、パラスポーツや共生について思うところをお話しできればと思っております。パラリンピアンの河合純一氏が指定討論に応じてくださるということで、私にとっても、パラスポーツ選手の、とくに視覚障害のある方の生きられた経験にどこまで迫ることができるのか、新たな挑戦になる気がしています。

ご関心のある方は、日本財団の上記のページ右上に「お問い合わせ」リンクがあります。リンク先からZoomのアドレスをメールで問い合わせてみてください。

よろしくお願いします。

2023年8月11日金曜日

やり切った!

40th International Human Science Research Conference(IHSRC 2023 Tokyo)を大過なく終えることができました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。ビジネスミーティングでも報告した通り、参加者は112名(ちなみに11カ国からの参加がありました)、陣屋でのディナーも60名以上の参加者があり、とても盛況でした。

個人的に振り返ると、国際的なイベントは何度か(小さなシンポまで入れると何度も)手がけてきましたが、今回ほど「やり切った!」と感じたことはありません。また、参加する側として運営の素晴らしさに感心したことは何度かあるものの、運営する側でこれほど感謝されたのは初めてでした。

大会運営を長らく手伝ってくださった村井尚子先生、植田嘉好子先生、奥井遼先生、安達未菜先生の各位には、特にお名前を挙げて感謝の意を表します。他にもたくさんの方々の支えをいただきましたが、以上のメンバーには、企画、招聘、ホームページ管理、会場運営、ロジスティックス、等々のすべてに渡って特別にお力添えをいただきました。2016-17年ぐらいから日本に招致したいと思い続けてきた国際会議なので、実現できたことが本当に嬉しくてありがたいです。

開催を終えた今は、大会テーマだった「Intercorporeality: (Re)Connecting people beyond social distance」をなんとか実現できたように感じています。カンファレンス本体もそうですが、特に陣屋のカンファレンス・ディナーに参加された方々にはそれが伝わったのではないか、いつか未来のIHSRCで語り種になるのではないか、と願っています。

ありがとうございました。