研究アーカイブのページにリクール『他者のような自己自身』第7研究のレジュメを追加しておきました。
こんにちは、田中彰吾(東海大学文明研究所所長・文化社会学部教授)です。身体性に関連する心理学と哲学を研究しています。各種お仕事のご連絡はshg.tanaka@gmail.comまでお寄せください。
2021年3月22日月曜日
『他者のような自己自身』第7研究
2021年3月13日土曜日
書影が出ました:Body Schema and Body Image
ようやくアマゾンのページに書影が出ました!
盟友のヨハイ・アタリア、ショーン・ギャラガーとともに「身体図式と身体イメージ」と題する書籍を編集しました。当初からの念願かなってオックスフォードから出版します。単著を書くまでには及びませんが、共編著を学術書の最高峰から出版できるのはとっても嬉しいです。
長い道のりでした。「Body Schema & Body Image」と題する国際シンポジウムを東大の駒場で開いたのが2018年3月末。そこから出版企画書を書いて、執筆人から原稿を募って、出版社とやりとりして、原稿の査読と編集を重ねて、自分自身も原稿を書いて、さらに編者三人でイントロダクションを書いて、ゲラの校正をやって…と遠大な作業の連続がようやく終わりにさしかかっています。
でも、丸3年でここまでできたのだから、同種の書籍としては早かったかもしれません。そもそも企画書が通らないとか、原稿が集まらないとか、集まった原稿が使えないとか、いろいろな理由でこの手の書籍は途中でお蔵入りになってしまうことのほうが多いですし。まさに関係各位の協力の賜物です。
目次や内容のことなど、また追ってご紹介できればと思います。ひとまずご報告まで。
2021年3月1日月曜日
「第三種接近遭遇」シンポジウム動画
あっという間に三月ですね。
1週間前のイベントでしたが、YouTube上でシンポジウムの動画が公開されているのでご紹介します。
アカデミックとVRユーザをつなぐ学術イベント「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」第三部 (2021年2月21日)
3時間を超える長いシンポですが、後半のディスカッション部分はアバターの未来を考える面白い内容になっているんじゃないかと思います。ちなみに私が登壇した前週に行われた第二部も公開されています。
アカデミックとVRユーザをつなぐ学術イベント「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」第二部 (2021年2月13日)
こちらは「顔・身体学」の山口先生も登壇されていて文化との関連への言及もありました。
VRに関心のある皆さま、ぜひお楽しみください。