2022年9月15日木曜日

研究所イベント:Embodied Spirituality (9/23)

いつもイベントの案内ばかりで恐縮ですが、また来週もお話しする機会があります。今回は、東海大学の文明研究所とヨーロッパ学術センターが共催するオンライン・シンポジウムです。

Tokai University Online Symposium
September 23rd, 2022, 10:00 - 12:00 CET / 17:00 - 19:00 JST

タイトルは日本語に訳すと、
「身体化されたスピリチュアリティ:現代世界における瞑想実践」
といったところでしょうか。

9月23日、日本時間17時〜19時にZoomで開催予定です。
上のリンクを辿って登録すると視聴できます。

今回は、以前から身体性認知関連で一緒に議論しているデニス・フランチェスコーニさん(ウィーン大学)と、東海大学の博士課程で学んでいる謝淇榕さんと3人で話題提供します。東海大学のヨーロッパ学術センターで所長代理を務めるヤコブ・イェンゼンさんが司会をしてくれます。参加者はそれほど多くないと思いますので、ゆったりした雰囲気で議論に加わってみたいなと思う方はぜひご参加ください。もちろん聞いているだけでもOKです。私もあまり構えずにトークの内容を準備しようと思います。

ちなみに、謝さんは修士過程の頃から呼吸法の研究をしていて、先日私と共著の論文が『人体科学』に掲載されました。

謝淇榕・田中 彰吾 (2022)「呼吸法の学習過程についての考察―心因性の喘息を参考に考える」『人体科学』31, 1-12.

呼吸はそもそもどのようなメカニズムで学習可能なのか、またその学習が心と身体の双方にどのような影響を与えるのか、心因性喘息を紐解きながら考察した内容になっています。

論文のほうもよろしくお願いします。