2024年7月26日金曜日

Aware & Alive での講演

先日、北大のCHAINで開催された国際シンポジウム「Aware and Alive」に参加してきました。


私はロボットの意識について話してきました。Chat GPTを搭載したヒューマノイドAMECAの映像を手がかりに、ロボットが自己意識を持ちうるか考察しました。

当日の発表がYoutube上で公開されていますので、よろしければご覧ください。



2024年7月15日月曜日

言語教育におけるAI活用の展望 (8/26-27 北海道大学)

研究会のご案内です。昨年も同じ時期に開催された言語教育系の研究会になります。


2024年8月26日〜28日
北海道大学高等教育推進機構,S講義棟・S1講義室

参加費は無料ですが事前申込が必要とのことです。




















 
私は初日の講演に主に登壇します。テーマは「対話と身体性:大規模言語モデルにできることとできないこと」です。AIは自分の専門ではないのでLLMのメカニズムについてもいまだ勉強中ですが、人間の発話の原理との根本的な違いははっきりしているので、それを身体性に絡めて考えてみたいなと思います。

ちなみに、先日別の場所でトークした際に、AIと連動させているロボットのAMECAに言及しました。公開されているAMECAの動画をいろいろ見ていると、現状のLLMにできることとできないことがだいぶわかってくる感じがします。一方で、これだけ自然なコミュニケーションが人間とできることに驚きもおぼえますが…。いわゆる「不気味の谷」についても個人的には考えを改めつつあって、いずれ何か書くべきだなと思い始めています。

2024年7月5日金曜日

いろんな反響

また例によって更新できないまま1月ほど経過してしまいました。

この間、前回記事でお知らせした単著『身体と魂の思想史』が発売され、各方面からいろいろな反響をいただいています。著者宛にメールで寄せられる意見ですから基本的には好意的なものばかりなのですが(ありがとうございます!)、それらを読んでいて内容の違いに気づきました。みなさん強く反応する章が違うのですね。序章に記した私自身の緘黙の体験に反応する方、第5章の身体イメージ論に反応する方、第2章のライヒとボディワークに反応する方、第3章の実存主義的な生に反応する方、さまざまです。

読者の知識と背景に応じて読みやすさや惹かれやすさが違うのかもしれませんし、それぞれの章に違った味わいがあるということかもしれません。私としては、自身のこれまでの研究史をたどったものなので、どの章にも同じように思い入れがあります。後書きに書いた通り、この本は「スマート」ではなく「ワイズ」であるための書です。ワイズであることは、みずからの身体を生きることに他なりません。読後感を手がかりに読者自身がそれぞれの身体をより深く生きてもらえれば、と願うばかりです。