この雑誌は2002年に刊行が始まり、今年はVolume 24が発行されています。もともとShaun GallagherとDan Zahaviが始めた雑誌で、現代現象学を代表するジャーナルになります。私はこの雑誌で自分の論文を今まで発表したことがないのですが、これを機に何か書こうかと思っています。
海外のジャーナルの編集委員は何件もやっていますが、査読がしんどいなぁと感じることが近年増えました。自分の勉強になっているのでその点ではありがたいですが、年齢のせいか、最新の研究でもそれだけでは面白いとは感じなくなりつつあります…。自分自身が新しいものを追い求めるよりも、これまでの学びをまとめるべき年齢になりつつあるからなんでしょうね。
でも、いくつになっても新たな学びに開かれた姿勢を持ち続けたいものでもあります。そういう思いもあって、今回の依頼は引き受けることにしました。良い論文に出会えることを楽しみにしています。