2023年7月31日月曜日

IHSRC 2023 Tokyo 参加者向け情報

いよいよ来週7日からIHSRC 2023が始まります。参加者向けのMLで先ほど英語版のインフォメーションを流しましたが、同じ情報を以下に掲載しておきます。

<大会スケジュール>

ここでは割愛します。インフォメーションをご覧ください。

(8/2追記:昨日大会プログラムがサイト上で公開されました。https://ihsrc2023tokyo.jp/abstract/ からダウンロードしてご利用ください。)

<Wi-Fi>

キャンパスLANの「Keyaki」からインターネットを利用できます。ログインID、パスワードは英文のインフォメーションに掲載してある通りです。

<電車>

小田急線をご利用ください。大会期間中、「鶴巻温泉」駅から会場までマイクロバスのサービスがあります。徒歩で来場する場合の最寄駅は「東海大学前」駅になります。

<バス・サービス>

大会期間の8月7日〜11日まで、プログラム開始前の時間帯に、鶴巻温泉駅から大会会場までをマイクロバスが巡回します。以下の時間帯に鶴巻温泉南口からバスにご乗車ください。

・7日、13:00〜13:40(ワークショップが14時から始まります)

・8日〜11日、08:00〜08:40(基調講演が9時から始まります)

<最寄駅>

上記時間帯以外に徒歩で来場される場合は、東海大学前駅をご利用ください。キャンパスまで徒歩約15分です。バスを利用する場合、駅南口1番乗り場から「下大槻団地」行きにご乗車ください。運賃は210円でPASMOの利用が可能です。

キャンパスマップはこちら

https://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/campus-shonan/

<会場>

湘南キャンパスの14号館にお越しください。14号館の場所は上記キャンパスマップからご確認いただけます。

1F入って左手奥に受付デスクを設置しております。

<利用教室>

・8月7日・ワークショップ:1F 105教室

・8月8日〜11日・基調講演とシンポジウム:1F 104教室

・8月8日〜11日・個人研究発表:2F 205/206/207/209教室

・8月8〜11日・フリースペース:2F 204教室

<プレゼンテーション>

個人発表は質疑を含め30分です。キャンセルがあった場合は当日会場にてお知らせします。

(8/2追記:各会場でノートPC、プロジェクターを利用できます。データのみの持参で発表は可能です)

<ランチ>

2Fのエスカレーター前コーナーでランチを配布します。ヴィーガンの方はお申し出ください1F、2F、地下のフリースペースまたは屋外を食事にご利用ください。食後の弁当箱は2Fコーナーにお持ちください。

<懇親会>

7日夕方に19号館1Fカフェテリアで懇親会を予定しております。ワークショップの参加者は終了後に19号館に移動します。懇親会のみご参加の方は17:30ごろに19号館1Fにお集まりください。

<ディナー>

10日夜に陣屋でのディナーを予定しております。参加される方は、17:30ごろに14号館エントランス付近からバスにご乗車ください。また、事前に申し込まれていない方ように数席を確保しております。参加希望の方は受付までお申し出ください。

 

では、来週会場でお会いしましょう!


2023年7月1日土曜日

『自己と他者』後日談

いつも通り手短に。本日は2022年3月に出版した『自己と他者:身体性のパースペクティヴから』の後日談です。

①もう半年近く前になりますが、本書の一部が入試で出題されました。ひとつは早稲田大学(教育学部)で、ケルパー(物理的身体)とライプ(生きられた身体)の違いを扱った序文からの出題でした。問題の一部で内容的にかなり難しい箇所に傍線が引かれていて受験生がちょっと気の毒な気がしました。…できない受験生を落とすために敢えてそうしている、ということなんでしょうね。

もう一件、北里大学でも入試に使ってくれたそうです。こちらは第5章の乳児の社会的アフォーダンスを扱った箇所からでした。間身体性と社会的アフォーダンスを論じた箇所なので、著者としてもここを切り取って問題に使ってくれるのは嬉しいな、と感じる出題でした。

ちなみに、2017年に出版した『生きられた〈私〉をもとめて』は入試に使われたことがないのですが、書いた本人からするとこちらのほうが受験生には読みやすいし、出題もしやすいのではないかと思う次第です。もしかして、いくつか残っている誤植が足を引っ張ってるのかな?

②先月、本書の書評が『こころの科学とエピステモロジー』第5号に掲載されました。評者は芹場輝さんです。私自身が編集委員長を務めている雑誌なので若干「やらせ」な印象は否めないかもしれませんが、内容への評価はまっとうなものだと思います。離人症治療へのVR応用についての指摘は、私もほぼ首肯できる内容でした。一方、冒頭でマルクスに寄せて書評が始まっているところはなんとも大時代的で、ずっこけます(笑 

 

気づけば7月。本書『自己と他者』を第3巻に収めるシリーズ「知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承」ですが、ついに最終巻の第9巻『アフォーダンス:そのルーツと最前線』が来月下旬には刊行されます。お楽しみに。