2022年1月26日水曜日

もうすぐ出せる、かな?

次の単著、紹介ページが出来ました。長いですが以下がフルタイトル。

『知の生態学の冒険〜J・J・ギブソンの継承3:自己と他者-身体性のパースペクティヴから』

ギブソンの仕事をきちんと継承したものになっているか、やや心もとないですが、『知の生態学』の試みであることは確かです。認知神経科学や発達科学の知見をたくさん取り入れていますが、それらがつねに「脳-身体-環境」という連環の中でどのような意味を持つのかという視点を大事にしていますので。

内容紹介をそのまんまコピーしておきます。
「身体性に関連する認知科学・神経科学の主なトピックを取り上げ、自己と他者の身体的な相互作用を生態学的現象学から考察する。脳内過程ではなく、「脳―身体―環境」というエコロジカルな連続性のもとでの身体的経験の理解を通じて自己と他者が出会う社会的環境を描き直す。」

東大出版会のページを見ると発売日が3月23日になっていますが、間に合うのでしょうか。じつはこれから二回目の校正に着手するところだったりします。一回目の校正で手を入れた箇所がけっこうあったので、スムーズに運ぶかどうか…。