このたび、フランスのリヨン大学高等研究所(Institute for Advanced Study)の海外フェローに選出していただきました。東海大学のニュースでも取り上げていただいています。
9月から来年3月までリヨンに滞在し、「身体性と物語性から解明する脳卒中後の自己の回復過程」をテーマとした研究プロジェクトに取り組んでまいります。
この研究は、2023年からJST-CREST」の一環として、明治大学の嶋田総太郎先生とリヨン神経科学研究センターのイヴ・ロゼッティ先生を代表として推進している「ナラティブ・エンボディメント(https://narrabody.org/)」と連携しつつ、自己研究をさらに学際的・国際的に発展させるものです。哲学や心理学から、神経科学やリハビリテーション医学、VRなどの最新技術まで、領域の垣根を越えたチームで「脳卒中を経た人がいかにして自分らしさを再構成していくのか」という回復過程の解明を目指しています。
選考で評価されたのは、まさにこうした異なる学問分野を交差させる「融合研究」という点だったようです。現地には「リヨン神経科学研究センター」と並んで「エコール・ノルマル」も存在し、哲学から神経科学に至るトップクラスの研究機関が集積しています。世界各地から訪れる研究者と現地で密度の高いコラボレーションを展開できることを楽しみにしています。