2021年7月6日火曜日

オックスフォードから出版されました!

前回記事からもう1ヶ月以上過ぎてしまいました。前回はあっという間に6月になっていたのですが、6月は5月よりさらに学内業務に追われてあっという間に7月が来てしまいました。ご無沙汰していてすみません。

それで、近況をここにつらつら書く暇もないので端的にお知らせを。3年越しで盟友のY・アタリアとS・ギャラガーとともに編集に取り組んでいた「Body Schema & Body Image」がついにオックスフォード大学出版局から刊行されました!

Yochai Ataria, Shogo Tanaka, & Shaun Gallagher (Eds.), (2021). Body Schema & Body Image: New Directions. Oxford, UK: Oxford University Press.

自分の業績を過去3年ぐらい振り返ると、間違いなくこれが一番の目玉になる仕事だと思います。目指したのは、身体性に関連する分野の研究者、とくに身体図式または身体イメージに関連する仕事を手がける研究者にとって里程標になるような仕事です。今後、body schemaまたはbody imageというテーマで研究している人はこの書に収録されている関連論文を読まないと最前線には立てませんよ!ぐらいの内容を目指しました。本当にクオリティの高い原稿を集めたので、実際そういう内容になっています。若手で頑張っているみなさんは、ぜひこの書に収録されている諸々の論文を乗り越えて先に進んでください。本書を無視して身体図式や身体イメージをうんぬんする研究者は今後モグリ扱いですよ〜

世界の第一線で活躍する研究者の原稿に混じって、日本で研究している自分の仲間たちの原稿をこの本に収録できたことも、個人的にはとても誇りに思っています。もちろん、私自身も「Body schema and body image in motor learning」というタイトルで1章を寄稿しています。皆様ぜひ目次だけでもご覧ください。

OUPウェブサイトのTable of Contentsに進むと目次が見られます

お知らせを書く時間しか本当に取れないので、今日はこれにて。